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米ボーイング、747-8初号機の胴体結合作業完了

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胴体部の結合が完了したB747-8インターコンチネンタル(写真・米ボーイング)
 米ボーイングは、開発中の747-8インターコンチネンタル初号機の前胴部と主翼が接続されている中胴部、そして後胴部の最終結合作業が完了したと発表した。今回の結合作業が完了したことで組み立て工程完了に向け大きく前進した。

 ボーイング民間航空機部門の航空機プログラム担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるパットシャナハン氏は今回のことについて「胴体の最終結合は747型機プログラムにとって大きな節目となりる。ハード部分の機体の完成と全てが新しくなる内装の施行に向けた重要なステップである」と述べた。

 747-8型機は、高性能を誇る747型ファミリーの最新型機で、全長76.3メートル。従来機の747-400型と比べ5.6メートル長く、座席数は3クラス仕様で51席増の467席、貨物搭載量も26%増加している。

 ボーイングではこれまでに、ルフトハンザ航空、大韓航空、ビジネスジェット仕様で発注した8社から、747-8フレイターと747-8インターコンチネンタルで計109機を受注している。747-8インターコンチネンタル初号機は、ビジネスジェット仕様で発注したユーザーに、2011年後半のデリバリーを予定。


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