日産自動車、タイで新型「フロンティア ナバラ」シングルキャブ発表
日産自動車は１９日、タイ現地子会社であるサイアム日産オートモービルが、新型ピックアップ「フロンティアナバラ」のシングルキャブを発表したことを明らかにした。同モデルは、日産が中期経営計画「日産バリューアップ」期間中に予定している２８の新型車のうちの１車種で、同国内を中心に販売されるが約１２０カ国に向けて輸出される見通し。
今回現地で追加投入した「フロンティア ナバラ」シングルキャブは、昨年１月に現地で発売したダブルキャブ、キングキャブをベースに開発したモデル。２．５リッター、ＹＤ２５ＤＤＴｉコモンレールディーゼルエンジンを搭載しており、５速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで高い動力性能を誇っている。
国内販売をメーンとしているが、既に一部の海外市場向けに輸出が開始されているダブルキャブやキングキャブに加え、同車も本年３月より順次輸出される予定。同国内は３月６日から販売。生産工場は同国バンコクから東に２０キロ離れたサイアム日産オートモービルのバングナ・トラッド工場。
サイアム日産のティエリ・ビアデュ社長は現地で行った記者会見で「ピックアップトラックの代表的生産拠点として、最高品質のシングルキャブを世界中のお客さまに提供できることを大変光栄に思う。今後、このモデルが各市場で日産の商品ラインアップを拡充していくことを願っている。」と語っている。
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- ［四輪・二輪］日産自動車、タイで新型「フロンティア ナバラ」シングルキャブ発表 2008/02/20 水曜日
