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JR東日本など4社、渋谷駅街区土地区画整理事業に着手へ

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渋谷駅から出て東口バスターミナルを望むイメージ(出典・渋谷駅街区基盤整備都市計画変更のあらまし)
 東日本旅客鉄道(JR東日本)と東京急行電鉄および東京地下鉄、独立行政法人都市再生機構の4社は13日、渋谷駅を中心とした土地区画整理事業が14日に認可される見通しが立ったことから、事業に着手することを正式発表した。

 施行区画は、渋谷区道玄坂一丁目、道玄坂二丁目、渋谷一丁目、渋谷二丁目、渋谷三丁目、東一丁目の各一部。施工期間は、平成22年度から平成38年度となっている。

 事業内容については以下の通り。

 (1)大規模公共交通ターミナルである渋谷駅を中心とする区域において駅前広場等の公共施設を再整備・拡充することで、安全で快適な都市空間を創出し、都市再生緊急整備地域に指定されている渋谷駅周辺地域における連鎖的な都市再生の契機する。

 (2)公民の連携により渋谷駅の機能更新及び駅ビルの再開発といった他事業と一体的に行う、大規模都市再生プロジェクトの一環として、都市基盤の整備を図る。

 (3)現在進められている東急東横線の地下化・東京メトロ副都心線との相互直通運転を契機として、JR及び東京メトロ渋谷駅の機能更新とあわせて駅前広場等の都市空間を立体的に再編し、交通結節点としての機能強化を図る。

 また、主な整備内容はについては以下の通り。

 (1)東西駅前広場(東口地下広場、西口タクシープール含む)を整備し、安全で快適な歩行者空間を創出するとともに、多様な交通手段の結節機能強化を図る。

 (2)東西駅前広場の整備に伴い、銀座線の橋脚及び渋谷川を移設。

 (3)東口駅前広場の地下に雨水貯留施設を整備し、水害に強く安全・安心なまちの実現を図る。

 (4)東西駅前広場をつなぐ自由通路を南北2箇所に整備し、駅前広場の連続性・一体性を確保することにより快適な歩行空間を創出する。


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