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ホンダ、汎用エンジン「iGX」に4モデル追加

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左からiGX390、GX390(写真・ホンダ)
 ホンダは1日、回転数電子制御技術を採用した汎用エンジン「iGX」シリーズに4モデルを追加し、更に標準仕様の「GX」シリーズを一部モデルチェンジして、10月から国内の各種作業機械メーカーへ販売することを発表した。

 新型「iGX」シリーズは、ECU(電子制御ユニット)がスロットル開度を常に制御することで搭載作業機械が要求する作業回転数やアイドル回転数などを正確に保持する回転数電子制御技術「新電子ガバナー(STRガバナー)」を採用。エンジンの負荷状況に合わせて回転数を最適に自動制御するオートスロットルをはじめ、エンジン始動から暖機までのチョーク開度位置をECUが最適に自動制御するオートチョーク機構やリモート制御も可能なDBWなどを採用することでより複雑で高度な用途に対応するとともに、優れた燃費性能と低騒音を実現した知能化エンジン。

 また新型「GX」シリーズは、コンパクト設計による広範な搭載互換性はそのままに、燃費、エミッション、出力、騒音、振動、始動性、耐久信頼性などをさらに高め、クラストップレベルの性能を実現。 

 1983年に誕生した4ストローク汎用エンジン「GX」シリーズは、小型軽量でエンジン振動の小さい低重心傾斜シリンダーを世界で初めて汎用エンジンに採用することで、小型建設機械や農業機械など各種作業機械用パワーユニットの世界基準として幅広い業界から支持を獲得。累計生産台数が4000万台を超えている。


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