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フェラーリ、最新V12気筒モデル「SAアペルタ」公開へ

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パリ・モーターショーで世界初公開される「SAアペルタ」(写真・フェラーリ)
 フェラーリは、30日開幕のパリ・モーターショーで、最新V12気筒モデル「SA アぺルタ」を世界初公開する。同モデルは。フェラーリがピニンファリーナ設立80周年を記念して全世界で限定80台を生産するスペシャルモデル。すでに完売している。

 フェラーリV12エンジンをフロントにレイアウトし、エモーショナルかつ最上級のドライビングを楽しむことができる、真のロードスターといえる。そのため、ソフト・トップは悪天候をしのぐためだけに設計。また、低めのウインドスクリーンを採用することで他のフェラーリ・モデルよりも低く構えたフォルムを実現し、並外れた空力特性を発揮する。側面から見るとAピラーからのアーチが、シートのフォルムに美しく沿った2つのロール・バーと一体化し、エアロダイナミック・フィンへと流れるように続く。

 シャシー構造は、重量の増加を抑えながら、クローズド・ベルリネッタの「フェラーリ 599」と同等の剛性を確保するように再設計されている。

 「フェラーリ 599」のスポーティーな走りの感性を見事に具現化した「SA アペルタ」の670CV新型エンジンは、フェラーリの最新鋭技術の結集であり、新たなベンチマークとなるパフォーマンスと最高のドライビングプレジャーを提供。内装も、洗練された素材を用いたスタイリッシュでスポーティーなトリムや色彩が至る所に使用されおり、またその組み合わせ方も無限に近いため、「SA アペルタ」1台1台が唯一無二のモデルであるといえる。


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