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ベンツ「ACTROS」にクラッチと灯火装置の不具合3487台リコール

 メルセデス・ベンツ日本は13日、メルセデス・ベンツ「ACTROS」にクラッチと灯火装置の不具合があるとして、計3487台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

 クラッチの不具合は(1)機械式自動変速トランスミッションのクラッチを作動させるクラッチ・レリーズベアリングにおいて、シールの耐久性に不十分なものがあるため、グリスが漏れ潤滑不足となり早期に摩耗することがあり、使用を続けると、クラッチ操作により当該レリーズベアリングが破損し、変速操作ができなくなり、走行不能となる恐れ、(2)機械式自動変速トランスミッションのクラッチを作動させるクラッチ・レリーズベアリングとダイヤフラム・スプリングを接続するホルダ・リングの構造が不適切なものがあるため、早期に摩耗することがあり、そのまま使用を続けると、クラッチ操作によりホルダ・リングがレリーズベアリングから脱落し、変速操作ができなくなり、走行不能となる恐れ―、があり、1997年6月12日~2006年1月26日に輸入された「ACTROS」の1車種3010台が対象。

 灯火装置の不具合は側面方向指示器用電源の取り出し位置が不適切なため、電流値が点滅制御ユニットの電流許容量を超え、そのまま使用を続けると、当該点滅制御ユニットが損傷し、方向指示器が正常に点滅しなくなる恐れ―、があり、2003年4月7日~2005年12月22日に輸入された同車種477台が対象。


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