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ケンウッド、デジタルレコーダー新商品発売 CD超える音質録音

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デジタルオーディオレコーダー「“Media Keg”MGR-E8」(写真・ケンウッド)
 ケンウッドは9日、独自マイク構造により広帯域40キロヘルツまで集音可能なデジタルオーディオレコーダー「“Media Keg”MGR-E8」を9月中旬に発売すると発表した。希望小売価格はオープン。

 MGR-E8は、繊細な音や空気感といったニュアンスまでも収録可能とした高い録音性能、原音に忠実な再生性能を実現し、様々な使い方に対応できるデジタルオーディオレコーダー。

 録音性能の実現のため、無指向性のLch/Rchマイクと単一指向性のセンターマイクの計3つの高性能マイクを搭載。特にセンターマイクにはCDの収録音域の2倍の40ヘルツまで集音可能な高性能マイクを新たに搭載し、演奏会場の臨場感や、声や楽器の細かなニュアンスまで録音可能となった。

 マイク録音モードは3つの高性能マイクを駆使し、自然なステレオ音場の中でセンター成分の集音性を高めた「ステレオ3 マイク録音」、左右に広がりがありステレオ感に優れた「ステレオ2 マイク録音」、録りたい音をピンポイントで録音できる「モノラル録音」の3種類から選択可能。

 録音フォーマットは、CDの音質を超える96kHz/24bitリニアPCM録音に対応。2GBの内蔵メモリーに加えSDHC規格対応のmicroSD カードスロットを搭載することで長時間録音を可能としている。また小型・軽量設計や、省電力回路構成と大容量リチウムイオンバッテリーによる長時間録音・再生など、ポータブル機器としての利便性も実現している。

 再生の音質においても、「低消費電力」と「高音質再生」を両立したClass-W方式のヘッドホンアンプと付属のカナル型ヘッドホンの組み合わせにより、原音に忠実な再生が可能。


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