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スズキが南アに販売会社設立、アフリカ諸国の販売網整備へ

 スズキは13日、南アフリカにスズキ四輪車の輸入・販売代理店「スズキオート・サウスアフリカ」社を設立し、6月から販売を開始することを発表した。資本金は1億600万ランド(約17億円)で、出資率はスズキが85%、同社現地法人、スズキ・サウスアフリカが15%。初年度は2700台の販売を目指す。

 近年、南アフリカにおける四輪車市場は急速に成長しており、スズキの調査によれば2006年の自動車販売台数は71万台に達しているという。インドなどを製品の供給拠点として位置づけているスズキは新会社の設立を足がかりにアフリカ諸国における販売網を整備していく方針。

 新会社、スズキオート・サウスアフリカはスイフト、SX4、グランドビターラ(日本名・エスクード)など完成車を日本から輸入し、今後はインドのスズキ子会社、マルチ・スズキからも小型車を輸入していくとしている。


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