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日産自、SUV「デュアリス」を一部改良 燃費など向上

デュアリス
燃費向上で全グレードが減税措置に適合した「デュアリス」(写真・日産自動車) 
 日産自動車は、小型クロスオーバーSUV(スポーツ多目的車)「デュアリス」をマイナーチェンジし、8月27日から販売を始める。同車は、欧州市場では「キャシュカイ」という名で販売されており、累計販売台数は60万台を超える人気車種。欧州仕込みの軽快なドライブフィールが国内においても高く評価されている。

 今回のマイナーチェンジでは、フロントグリルをより精悍でワイド感を強調したデザインに一新し、アウトサイドドアハンドルにはクロームメッキを採用することで高級感を向上させた。また、ボディカラーは全色を入れ替え、ユーザーからの要望が高かったブリリアントホワイトパールを追加した。

 インテリアには、視認性と高級感を向上させた大径メーターを採用し、瞬間燃費やメンテナンス必要時期など様々な情報を表示させる車両情報ディスプレイを新たに設定した。

 また、エンジンやエクストロニックCVT(無段変速機)の制御を変更して2WD車の燃費を向上させたことで、全グレードが2009年4月から施行された「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合した。2WD車は自動車取得税と自動車重量税が50%減税され、4WD車は自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。さらに、車両がドライバーのエコドライブを支援する様々な機能を採用し、実用燃費の向上を図った。

 あわせて、一部グレード体系の見直しを行った。


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