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関東自動車工、ブラジルで生産能力拡大 新工場も建設

 関東自動車工業は、プレス・溶接部品の製造を行うブラジルの自動車部品製造子会社のKDBの生産能力を拡大することを発表した。総投資額は約1億ドル(約86億6000万円)。既設工場の能力拡大と新工場建設を行い、樹脂部品の生産も始める。新工場は2012年末の生産開始を目指す。

 KDBは、関東自動車工業初の海外事業拠点として2006年に設立。現在はサンパウロ州サルト市に工場(24万平米)を構え、ブラジルトヨタのインダイアツーバ工場(カローラを生産)向けに、プレス・溶接部品を生産・納入している。

 今回、プレス・溶接部品を製造する既設(サルト)工場の能力増強に加え、トヨタ自動車が新工場建設を予定している同州ソロカバ市に新たな部品工場(5万平米)を建設し、溶接部品の製造に加え、樹脂部品の製造を新たに始める。


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