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日産自、新型「マーチ」発売 クラス最高の低燃費

マーチ。
新型日産マーチ。1リッター26キロとクラス最高の低燃費を実現(写真・日産自動車)
 日産自動車は13日、人気小型車「マーチ」を全面改良して、販売を開始した。新型エンジンやアイドリングストップ機構を採用することで、1リッターあたりの走行距離をクラス最高の26キロメートルに向上させ、燃費性能を高めた。車料価格は99万9600円から。月間の販売台数は4000台に設定している。

 4代目「マーチ」は、副変速機付きの新世代エクストロニックCVT、低燃費と高いトルク性能を両立させた日産初の新開発3気筒1.2リッター「HR12DE」エンジンなど燃費を向上させるパワートレインの採用により、全車「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定とあわせて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。

 さらに、信号待ちなどの停車時にエンジンを自動的に停止し、ガソリンの消費を抑えるアイドリングストップを採用した。このアイドリングストップは、つねに車両の状態をモニターして積極的にエンジンを停止させる設定とすることで、26.0km/Lの低燃費を実現した。また、アイドリングストップ作動中にドライバーがステアリングを進行方向に切り始めるとエンジンが再始動したり、ブレーキペダルを踏む力によってアイドリングストップを制御したりすることで、ドライバーの意図に沿った違和感のない自然な運転を可能としている。


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