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豊田自動織機、EV用充電スタンド新モデル発売 通信機能搭載

bz-20100713-01.jpg 豊田自動織機は12日、日東工業と共同で、プラグインハイブリッド自動車(PHV)および電気自動車用(EV)の新型充電スタンドを開発。今年秋に発売すると発表した。

 新型充電スタンドは、普通充電システムとしての基本機能に加え、現行モデルから利用者の操作性を向上させるとともに、充電インフラ網の構築には欠かせない通信機能を、量産機としては国内で初めて搭載となる。

 携帯電話回線を通じて複数台の充電スタンドがデータセンターと通信することで、充電サービスの利用時間や電力使用量などの利用情報と、充電設備の稼動状況を、データセンターにて一元管理することができる。
 ICカードによる利用者認証にも対応し、また、外部入出力端子を設けており、集金装置や認証装置など管理者側の既存設備と連動させた運用も可能。

 発売に合わせ、豊田自動織機は、充電サービス事業者(管理者)への管理サポートサービスの提供を開始する。具体的には、データセンターが収集した充電サービスの利用情報を、管理者に定期的に報告。また設備の稼動状況をデータセンターで遠隔監視し、故障・障害発生時には管理者に通知する。

 こうしたハード・ソフト両面での商品力向上により新型充電スタンドは、充電設備の効率的な運用管理を実現し、さらには、カーシェアリングへの対応、充電設備の空き情報の提供、ICカード課金・決済などを可能にする。


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