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韓国で国際ナノ会議開催、8月18日から 1万人参加

 【ソウル7日PRN=共同JBN】韓国はナノ、マイクロマシン技術(MEMS)、プリンテッド・エレクトロニクス、レーザー加工-という4つの主要工業技術に脚光を当てる米国電気電子学会(IEEE)ナノ会議を開催する。

 ナノテクノロジーと他産業への収束を焦点とする第8回国際ナノテク・シンポジウム・展示会「NANO KOREA 2010」は8月18日から20日まで、韓国の高陽市で開かれる。

 今年のテーマ「グリーンワールドのためのナノテクノロジー」(Nanotechnology for a Green World)に沿って、ナノテクノロジーに基づき環境に優しいエネルギーを実現するためのアイデアや方向性が提示される。

 今回会議の評判がとりわけ高いのはIEEEが主催するためであり、ノーベル賞受賞者を含めナノテクノロジーで世界的に著名な学者が多数参加する。

 ナノ・コリア展示会(Nano Korea Exhibition)がマイクロ/MEMSの展示会・会議(Micro/MEMS Exhibition & Conference)、レーザーコリア(LaserKorea)とともに開かれる。韓国、日本、ドイツが共催、電子印刷技術産業展(Printed Electronics Tech & Industry Expo)も同時開催される。これまで最大の20カ国から出展する250社のために約450以上のブースが用意され、約40カ国、1万人以上の入場が見込まれている。

 IEEEナノ会議の表題で紹介された「ナノテク・シンポジウム」は主要会議開催前日の17日に始まる。シンポジウムでは2005年ノーベル化学賞を受賞したロバート・グラッブス氏、2007年物理学賞のペーター・グリュンベルク氏、サムスン電子のキナム・キム社長が基調演説する。その後、約270人が演壇に立ち、約1000人がポスターを提示、計1500人が出席する予定である。

 イベント関係当局者の一人は「この会議は、発生期テクノロジーをビジネスチャンスに生かすために情報を交換し、技術上の実績のために協力を推進する参加者に最高の場を提供する。IEEEナノ会議共催のおかげで、世界的なイベントになった」と説明する。

 当局者は昨年導入された「オンライン仲介」システムについても言及した。参加者が海外のバイヤーと円滑に意見交換するための事前登録制で、参加者は好意的なコメントを受けているという。

 今年の会議ではサムスン、LG、ハンファなど韓国大手企業が再び、ナノテクノロジーの開発状況と製品を紹介する。

 イベント参加を希望するなら、公式ホームページ(http://nanokorea.or.kr/Eng/)で事前登録を。参加、ブース使用の事前登録は無料。


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