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天津トヨタで家族訪問日、4回目も成功

 【天津23日PRN=共同JBN】中国・天津の経済技術発展区域にあるトヨタ工場(天津FAWトヨタ=TFTM、正式名称:天津一汽豊田汽車有限公司)は6月20日、家族による工場訪問日を開催した。訪問日開催はこれで4回目。楽しく、友好的かつ和気あいあいとした雰囲気の中で大きな成功を収めた。

 今回の家族訪問日は、TFTMの前身である天津トヨタ自動車有限公司が設立されて10周年の当日に開かれ、今回は「10周年の達成を祝い、これからの明るい未来をみつめる」がテーマ。参加した従業員および家族は、過去10年間にわたる天津トヨタの華やかな実績や、天津トヨタの力強い持続的成長に対する評価が高まっているのを祝った。

 訪問日当日には、自動車を愛する世界、美しい工場、幸せな家庭、文化広場、環境エンジニアリングの5つのイベント区域が設けられ、自動車を愛する世界の区域では、交通安全、交通事故への対応、視界不良あるいはその影響下でのドライブなどによる催しに楽しみながら参加した。こうした催しは、交通安全の知識を広めることを狙いとしている。

 美しい工場の区域では、従業員と家族がそろって天津経済技術開発区(TEDA)工場の第3組み立てラインを身近に見ることができた。この生産ラインでは、中国で現在人気のあるカローラとRAV4を年間20万台以上生産している。

 幸せな家庭の区域では、子供たちが屋外の遊び場で遊んだり、キング・オブ・ヒルのゲームを楽しんだり、電気で動く木馬に乗ったりして夏の楽しみを味わった。

 文化広場は、それぞれの工場や部門が展示パビリオンを設けて、自分たちの仕事や、これまでの成果、独特の品質などを紹介。従業員と家族は天津トヨタの企業文化を知ることができた。

 環境エンジニアリング区域では、庭園スタイルの環境重視工場を作る会社の努力が示された。環境を重視したグリーンな、特別注文の風景を創るとともに、環境にフレンドリーで、資源節約型の休憩、リラックスできるスペースをすべての従業員が満喫できるように作られている。TEDA工場内の下水を再処理して、区域にある滝や人造湖に利用することで、天津トヨタは資源の無駄を省き、リサイクルの度合いを改善。大気浄化に貢献している。

 今回の家族訪問日には高齢者から、まだ一歳にも満たない赤ん坊、中国人、外国人を問わず1万人以上の従業員・家族が参加した。


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