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米ボーイング787型機、GE製エンジン初搭載し試験飛行

787型機
GE製エンジンを初搭載した787フライトテスト5号機(写真・米ボーイング)
 今年度中の納入へ向けて飛行テストが進められている米ボーイング社の新型航空機787ドリームライナーが、GE製エンジンを初搭載した飛行試験を行い、無事、成功した。GE製エンジンは、テストフライト用5号機(ZA005)に搭載され、ワシントン上空を3時間48分にわたって飛行した。

 今回機長を務めたブライアン氏は「航空機はまさに予想通りの操縦性でした。過去数カ月間で操縦した他のすべての787型機と同じくスムーズかつ計画通りで、素晴らしいフライトでした」とコメント。

 787型機プログラム担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーのスコットファンチャー氏は「GE製エンジンを搭載した787ドリームライナー5号機のフライトテストを開始でき大変嬉しく思います。この日まで来られたのはチーム全体のリソースをフル活用し、一丸となって努力した結果です。過去数年にわたる私たち全員の多大なる貢献が結実したと感じるのは、このような初飛行をおいて他にありません」と話している。

 5号機はGE製のエンジンパッケージをテストし、新エンジン搭載に伴う変更が航空機の操縦性に影響を与えるものではないことを実証することを目的としている。

 テスト用として最後となる787型6号機は7月末までにフライトテストを開始予定。


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