トヨタ自・米国ミシシッピ州新工場、2011年秋に稼動へ
トヨタ自動車は17日、米国ミシシッピ州の新工場「TMMMS」の稼動開始を2011年秋とすることを決定した。同工場は、2007年2月に建設決定を発表、2008年12月に生産延期を発表したが、今回の決定を受け、工場建設を再開する運びとなった。
TMMMSの年間生産能力は15万台、従業員数は約2000名を予定している。また、生産車種はカローラを予定。4月に北米から日本に移管された、一部の北米向けカローラ生産をいち早く現地に戻し、可能な限り早いタイミングでTMMMSの生産を開始させることを考慮し、カローラで生産を立ち上げることにした。
TMMMSでは今後、設備の据付、従業員の採用活動など、2011年秋の稼動開始に向け準備を進める。
北米は、今後とも台数や収益的に重要な拠点であり、開発から生産、販売、サービスにいたる現地化および自立化を一層推進していく考えである。
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- [四輪・二輪]トヨタ自・米国ミシシッピ州新工場、2011年秋に稼動へ 2010/06/18 金曜日