三菱重工、中国でディーゼルエンジンUE機関の初号機が完成
三菱重工業は7日、舶用低速ディーゼルエンジンの技術供与している、宜昌船舶柴油机有限公司(YMD)が、ディーゼルエンジン「三菱UE機関」の初号機を完成させたと発表した。年内にさらに3台のUE機関の完成を計画しており、順次生産を拡大していく。
完成したUE機関初号機は「6UEC43LSII」で、出力は6300kW(8580馬力、160回転/分)。中国福建省の造船所で現在建造しているドイツ船主向け3万2000DWT(載貨重量トン)の木材・貨物運搬船に、主機関として搭載される。
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- [船舶・造船]三菱重工、中国でディーゼルエンジンUE機関の初号機が完成 2010/06/07 月曜日