パナソニック「LUMIX」新モデル発売、タッチパネルなど搭載
パナソニックは1日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」の新モデル「FX70」を6月18日に発売すると発表した。シリーズとしては初めてタッチパネル液晶モニターを採用したほか、動画撮影機能を始め、被写体のブレを抑える「ブレピタモード」を新たに搭載した。価格はオープンだが想定市場価格は3万5000円前後。月産は5万台を計画。
LUMIX FX70は、FXシリーズとしては初めてとなる独自のフルオート機能「おまかせiA」機能対応。高画質・長時間の動画撮影を行うことができる「AVCHD Lite動画」を搭載し、さらに、デジタル一眼「LUMIX G2」で好評を得たタッチパネル液晶モニターを搭載した。
液晶モニター画面上でピントを合わせたい被写体にタッチしてフォーカス枠を移動させたり、同じく画面上の撮りたい被写体へのタッチ操作ですばやくピントを合わせてレリーズまでを瞬時に行えるなど、直感的なかんたん操作による写真撮影が可能。ハイビジョン動画撮影中でもピントを合わせたい被写体にタッチするだけで「追尾AF」機能を活用できる。
また、LUMIXが得意とするブレ対策には昨年夏より搭載の光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」で強力に手ブレを防止するとともに、室内などの暗いシーンでは自動的にCCDの駆動方式を切り替えることなどにより、シャッタースピードを上げて、被写体の動きによって生じる被写体ブレを抑える「ブレピタモード」を今回新たに搭載。
今回、新開発のライカ DC VARIO-SUMMICRON(バリオ・ズミクロン)レンズは、広角24ミリからの光学5倍ズーム(24~120ミリ)で、開放F2.2と明るいレンズのため、高画質やブレ軽減にも役立つ。
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- [家電・弱電]パナソニック「LUMIX」新モデル発売、タッチパネルなど搭載 2010/06/01 火曜日