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フォルクスワーゲン「ポロ」に上級モデル追加、低燃費を実現

ポロTSIコンフォートライン
人気小型車「ポロ」の上級モデル「TSIコンフォートライン」。1.2リッターTSIシングルチャージャーエンジン採用によりフォルクスワーゲン車では過去最高の燃費を実現(写真・フォルクスワーゲン)
 フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は24日、人気小型車「ポロ」に上級モデル「ポロTSIコンフォートライン」を追加設定し、6月4日に販売を開始すると発表した。フォルクスワーゲン車としては過去最高の10・15モード燃費となる1リッターあたり20.0キロの低燃費を実現する1.2リッターTSIシングルチャージャーエンジンを今回新たに採用している。

 5世代目となる現行型の「ポロ」は、昨年10月に自然吸気の1.4リッターエンジンと高効率な7速DSGトランスミッションを搭載し「ポロ1.4コンフォートライン」として販売を開始。「ポロ」はシンプルでクリーンなエクステリアデザインや5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディ、低燃費等が高く評価され、単一グレードながら発売後半年間で既に約6000台を販売している。

 今回、ポロとして初めて低燃費と高い動力性能を併せ持つ新開発の1.2リッターTSIシングルチャージャーエンジンを採用。フォルクスワーゲン車として過去最高の10・15モード燃費となる1リッターあたり20.0キロの低燃費と、1.8リッターエンジンに相当する高い動力性能を獲得した。この新エンジンの登場で、従来のコンフォートラインは「ポロ TSI コンフォートライン」に、さらに上級グレードとなる「ポロ TSI ハイライン」が追加される。

 「ポロ TSI コンフォートライン」は、1.2リッターTSIエンジンの搭載により、従来のモデルと比較して、最高出力が85馬力から105馬力に(+20馬力)、最大トルクが132Nmから175Nm(+43Nm)と大幅に強化され、燃費は17.0km/Lから20.0km/Lへと約12%向上している。


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