富士重、レガシィシリーズ改良 自動ブレーキ搭載
レガシィ ツーリングワゴン 2.5i S-style (写真・富士重工業) 富士重工業は18日、主力乗用車「スバル・レガシィ」シリーズを改良し、発売した。衝突回避性能を高めた自動ブレーキによる車両停止制御システム「新型アイサイト」を標準装備した車両を投入したほか、特別仕様車「2.5i S-style」を追加設定した。また、全車にクルーズコントロールを標準装備としたほか、エコカー減税対象車の展開を強化するなど、商品力を高めている。
<改良の主な内容>
▽新型EyeSight
・衝突回避性能をさらに高めたプリクラッシュブレーキ、より自然な車速制御を行う全車速追従機能付クルーズコントロールなど、安全性の向上と運転負荷の軽減を図る機能を進化させた。
▽プリクラッシュブレーキ
・衝突の手前で自動ブレーキを作動させ、衝突を回避あるいは衝突の被害を軽減。対象物との速度差が30km/h以下の状況では、自動ブレーキによって衝突を回避。また、対象物との速度差が30km/hを超える状況では、自動ブレーキによって減速し衝突被害の軽減を図る。
▽プリクラッシュブレーキアシスト
・衝突の危険がある状況で、ドライバーのブレーキ操作をアシストし、より高い制動力を働かせることで、衝突事故による被害の回避、軽減を図る。
▽全車速追従機能付クルーズコントロール
・渋滞走行などにおける追従性を高めることで利便性を向上。また、先行車が停止した場合には、自車も停止し、さらに停止保持状態を維持する。
▽AT誤発進抑制制御
・前方に障害物を検知している状態でのペダルの踏み間違いなどによる誤発進を抑制。
▽その他の警報
・車間距離警報、車線逸脱警報、ふらつき警報などの予防安全機能も搭載。※道路状況および天候状態、車両状態等によって、性能が発揮できないことがあります。
<仕様装備、他>
・「 L Package」は、17インチアルミホイール、オートライト&オートワイパー、ヘッドランプウォッシャーなどを装備。また「S Package」は、左右独立温度調整機能付フルオートエアコン、助手席パワーシートなどを装備し、仕様装備の充実を図った。
・アウトバック「3.6R EyeSight」は、シルバールーフレール、シルバー&クロームメッキドアハンドル、ハイラスター塗装17インチアルミホイールなど、上級モデルに相応しい仕様装備を施した。
・全車に、クルーズコントロールを装備。
・ツーリングワゴン、アウトバック2.5i 「L Package」、2.5i 「EyeSight」は、全車エコカー減税75%に適合。
また、ツーリングワゴン、B4「2.5i S Package」は、全車エコカー減税50%に適合。
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- [四輪・二輪]富士重、レガシィシリーズ改良 自動ブレーキ搭載 2010/05/18 火曜日