キヤノン、F2.0レンズ搭載デジカメ「IXY30S」発売
キヤノンは11日、デジタルカメラIXYシリーズの新商品「IXY30S」を27日に発売すると発表した。新機能「HS SYSTEM」と「F2.0レンズ」をシリーズ初搭載することで夜景などの暗い場所においても綺麗に撮影できる。推定市場価格は4万円前後。月間の生産台数は9万台を計画。
“IXY 30S”は、09年10月に発売した「PowerShot G11」と「PowerShot S90」で好評を得ている、高感度センサーと高性能映像エンジン「DIGIC」の組み合わせにより、従来のデジタルカメラが苦手とした夜景や室内などの暗いシーンでもブレやノイズを抑えた美しい写真(すっきりクリアフォト)が撮れる「HS SYSTEM」を、IXYシリーズで初めて搭載した。また、「S90」と同様に、開放絞り値がF2.0(広角端)という明るいレンズを、IXYのコンパクトボディに初めて搭載し、暗いシーンにさらに強くなっている。
「HS SYSTEM」は、ノイズの発生が少ない高感度センサーと、高い処理能力を誇るキヤノン独自の映像エンジン「DIGIC」の組み合わせにより、高感度時もノイズが少なく美しい写真が撮れるシステム。“IXY 30S”ではこの「HS SYSTEM」を、IXYシリーズとして初めて搭載した。従来のデジタルカメラが苦手とした夜景や室内などの暗いシーンで、手ブレ・被写体ブレやノイズを抑え、フラッシュや三脚を使わない手持ち撮影でも、その場の雰囲気を生かした美しい写真を撮ることができる。
キヤノンの光学技術の粋を結集した開放絞り値F2.0(広角端)の明るいレンズを、IXYシリーズで初めて搭載した(3.8倍ズームレンズ、28-105mm相当/F2.0-F5.3)。これにより、通常のレンズよりも速いシャッタースピードでの撮影が可能になるため、「HS SYSTEM」との相乗効果で、暗いシーンにさらに強くなっている。
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- [家電・弱電]キヤノン、F2.0レンズ搭載デジカメ「IXY30S」発売 2010/05/11 火曜日