【調査】快眠対策への意識9割も実施は1割満たず=グラクソ
鼻孔拡張テープ「ブリーズライト」を販売するグラクソ・スミスクラインは、睡眠に関する意識調査を全国の20~59歳の有職男女(男女各800人)を対象に、睡眠に関する意識調査をインターネットネットを通じて行った。それによると「快眠には、スムーズな呼吸が不可欠」と認識している人は9割に達しているものの、対策を行っているのは僅か4%程度であったことが分かった。以下調査概要。
【調査概要】
・“快適な睡眠をとるためには、睡眠時の呼吸が重要であること”を88%と9割近くの人が認識している一方、実際にそのための対策をしている人は1割にも満たない4%。
・睡眠不足の翌日、仕事のパフォーマンスは通常の約半分に低下。
-よく眠れた日の仕事のパフォーマンスを「100」とした場合、「あまりよく眠れなかった時」は平均「55」。
・72%の人が、疲労回復目的だけでなく、「翌日仕事で重要な会議などがあるとき」や「翌日プライベートで重要なことがあるとき」など、翌日の仕事や行動のために快適な睡眠を望んでいる。
▽快適な睡眠における呼吸の重要性を認識する一方で、大多数が特に対策せず
睡眠時の呼吸・鼻の通りに関して、その重要性や対策に関して質問したところ、快適な睡眠をとるためには、睡眠時の呼吸が重要であることを88%の人が認識している一方、実際にそのための対策をしている人は1割にも満たないことがわかりました。
A.快適な睡眠をとるためには、寝ている間の呼吸・鼻の通りが重要と考えている人:88%(1600人中、1406人)
⇒「寝ている間の呼吸、2.寝ている間の鼻通りについて、快適な睡眠をとるために重要だと思いますか?」という質問に対して、2.いずれも、「非常に重要だと思う」もしくは「やや重要だと思う」と回答した人を抽出
B.設問Aの該当者の中で、快適な睡眠のために何らかのモノを使用して睡眠を促す努力をしている人:815人(全体の51%)
⇒「快適な睡眠をとるために実際に試したことのある工夫や努力を全てお選びください」という質問に対して、「就寝前にお酒・寝酒を飲む」「就寝前にお酒以外の飲み物を飲む」「就寝前に読書をする」「就寝前に音楽を聴く」「就寝前に気にいった香りなどでリラックスする」「快眠グッズ/睡眠グッズを使う」「市販の睡眠改善薬などの薬を服用する」「体に適した寝具で寝る」のいずれか1つでも回答した人を抽出
C.設問Bの該当者の中で、睡眠時の呼吸に関わる睡眠グッズを継続的に使用している人:60人(全体の4%)
⇒「快適な睡眠をとるために、継続的に使っている睡眠グッズ」に対する回答として、「マウスピース」「いびき防止クリップ」「鼻孔拡張テープ」「マスク」のいずれか1つでも回答した人を抽出
▽睡眠不足の翌日、仕事のパフォーマンスは通常の約半分に低下
よく眠れた日の仕事のパフォーマンスを100%とした場合に、「あまりよく眠れなかった時」の数値をきいたところ、平均55%となり、睡眠不足がパフォーマンスを通常時の約半分に落としていることがわかりました。
▽睡眠は、“疲れをとるため”だけでなく、“翌日の仕事・行動のため”にも重要
「特にどのような時に快適な睡眠を望むか」をたずねたところ、最も多かったのが「疲れている時」、次いで「翌日早く起きなければならない時」「体調が悪い時」となりました。
また、疲労回復目的だけでなく、「翌日仕事で重要な会議などがある時」や「翌日プライベートで重要なことがある時」など、翌日の仕事や行動のために快適な睡眠を望む人が72%にのぼることがわかりました。
※ 調査結果を受けて ~快眠セラピスト 三橋美穂氏より
「快眠のために、アロマや音楽、枕などに気を配る人は増えていますが、意外と見落としがちなのは呼吸の深さ。睡眠中の呼吸の通りがスムーズで呼吸が深いと、体内に取り込む酸素量が増え、目覚めたときの爽快感が違ってきます。鼻孔拡張テープや、首すじがスッと伸びる枕を使って、眠りの質を高めて行きましょう」
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- [調査・報告]【調査】快眠対策への意識9割も実施は1割満たず=グラクソ 2010/05/07 金曜日