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持続可能な都市開発基準を提示、ハンブルクが上海万博で

【ハンブルク(ドイツ)30日PRN=共同JBN】上海万博が5月1日に開幕するのを控え、今年の万博テーマ「より良い都市、より良い生活」に対するドイツ・ハンブルク市の回答は、中国で初めて認定された超省エネ住宅パッシブハウスのハンブルク・ハウス(Hamburg-House)である。これには優れた展示物と文化プログラムも加味されている。

気候変動とグローバリゼーションによって形成される世界において、次世代はいかに生活すべきか? 都市コミュニティーのためにクオリティー・オブ・ライフ(QOL)をどうしたら維持できるか? これらの問題は「より良い都市、より良い生活」をテーマとする2010上海万博で取り組まれるほんの一部に過ぎない。240を超える国、組織、都市が革新的な概念およびプロジェクトを通じて自らの回答を提示する。上海と姉妹都市であるハンブルクは、建築プロジェクトのハンブルク・ハウスを公開するドイツ唯一の都市として上海万博委員会から選ばれた。そのためハンブルクは、ハンブルクの最新環境技術を利用してほんの少しのエネルギーを消費するだけの中国初認定のパッシブハウスを建設した。

万博見学者は、1棟の中に生活と仕事のために設計されたこの環境保護の建物の優位性を体験することができる。見学者はさらに、持続可能な都市開発、建築から気候保護に至る北部ドイツ都市ハンブルクの重要性を発見する機会に恵まれる。ハンブルクはまた、中国との長年にわたる関係と港湾都市としての経済的なつながりを展示する(http://www.expo2010-hamburg.de)。

ハンブルクはプレゼンテーションの中で、同市が環境および気候保護に関して世界有数の都市の一つであることを重ねて立証する。同市の持続可能戦略は、欧州委員会(EC)がハンブルクに「欧州グリーンキャピタル2010」の称号を付与した理由の一つである。


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