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共同印刷、19億円投じ守谷工場に新棟建設 医療資材拡大へ

 共同印刷は21日、医療・産業向け資材の事業拡大を目的に、約19億円を投じて、守谷工場(茨城県守谷市)に新棟(医薬・産業資材棟)を建設することを発表した。5月1日に着工。10月末に完工する予定。

 新棟は、一般医薬品包材を始め、湿気やアウトガスを吸収する高機能材料「モイストキャッチ」、帯電防止フィルム「エレノット」など医薬品・半導体・電子部品業界向けの資材を製造する。床延べ面積5068.22平方メートルの鉄骨造2階建。設計・施工は清水建設が請け負う。

 同社グループの医薬・産業資材の専門工場として、最先端の製造設備と医薬包材向けの品質保証を行う高水準衛生環境を兼ね備えたクリーンな施設を目指す。

 守谷工場は、常磐高速道路谷和原インターチェンジから1.5キロに立地。従来から軟包装および紙器を製造しており、一次包装から外装まで効率的な生産体制が整備される。


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