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富士重、新型軽「ルクラ」発売 ダイハツからOEM

bz-20100420-02.jpg 富士重工業は、ダイハツ工業からOEM供給を受け、新たに軽乗用車「スバル・ルクラ(LUCRA)」を設定。20日から販売を開始した。月の販売台数はシリーズ全体で2000台を計画している。

 室内長2077ミリ、室内幅1340ミリ、室内高1385ミリの大人4人がゆったりくつろげる室内空間を確保。リヤシートにスライド量255ミリのロングスライド機構を採用することで、後部座席の足元スペースを更に広げることが出来る。また、最小回転半径が4.2メートルのため、車庫入れや縦列駐車などでも扱いやすくした。

 NA・2WD・CVT(自動無段変速機)車は、全車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制)および、エコカー補助金(環境対応車普及促進対策費補助金)に適合するとともに、クラストップレベルの低燃費21.5km/L(10・15モード燃費)を実現。また、ターボ車のエコカー補助金は、新車登録から13年経過した車両の廃車を伴う場合のみ適合している。

 更に、2010年9月から適用される国土交通省新排出ガス試験モード(10・15モード+JC08Cモード)に対応。NA・2WD車は、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」(SU-LEV)を達成、NA・AWD車およびターボ車は、「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」(U-LEV)を達成している。

 安全面では、世界水準の厳しい衝突実験(前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、後面55km/h、側面55km/h)において、高い乗員保護性能が実証された衝突安全ボディを実現。万一の対人事故の際に、歩行者の傷害を軽減するため、ワイパーピボットとフードなどに衝突吸収構造を設けた歩行者傷害軽減ボディを採用し、高い歩行者保護性能を採用した。

 走行性能では、NA車には、直列3気筒DOHC12バルブ[可変バルブタイミング付]NAエンジンを採用し、低中速域で十分なトルクを発揮し、街中などでストレスのないスムースな走行性能と優れた燃費性能を実現。ターボ車には、直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボエンジンを採用し、低速域から力強いトルクを発揮し、快適な走行性能を実現。

 トランスミッションには、NA・2WD車およびターボ車に、高い動力伝達効率によりスムースな加速性能を実現したCVTを搭載。また、NA・AWD車に、4速オートマチックを搭載した。


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