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福島にも春の訪れ、三春滝桜が三分咲き

bz-20100420-01.jpg 日本各地で桜が見ごろを迎えるなか、ようやく咲き始めた日本三大桜「三春滝桜」(天然記念物)が東北に春の訪れを告げている。

 三春滝桜は、大正11年10月12日に桜の木としては初めて天然記念物に指定された名木。岐阜県本巣市の板尾谷淡墨桜や、山梨県北杜市の三春滝桜と並ぶ日本三大桜として親しまれ、皇居宮殿の正殿松の間を飾る杉戸絵「櫻」(橋本明治画伯)や、最近では東京メトロ赤坂駅を出た赤坂サカスのエスカレーター壁面に描かれた陶板画「四季樹木図」(千住博画伯)のモデルになったことでも知られる。

 開花期には四方に延びた枝から、薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、その様はまさに流れ落ちる滝のように見えることから「滝桜」と呼ばれるようになったという。=三春さくらの会より=

 撮影時18日は、前日、この時期としては約40年ぶりとなる降雪によって、三分咲きにとどまったが、今週末或いは来週には見ごろを迎えそうだ。


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