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川崎重工、米国で鉄道車両の製造累計が1000両を達成

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1000両目となった、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局ハドソン横断公社向け地下鉄電車「PA-5」(写真・川崎重工)
 川崎重工業は13日、米国の現地法人KMMの車両工場(ネブラスカ州リンカーン市)において、鉄道車両の製造累計が1000両を達成したと発表した。

 KMM車両工場は、鉄道車両事業の競争力強化を図るため、構体製造から最終組立まで一貫製造が可能な米国唯一の鉄道車両製造拠点として、2001年より操業を開始し、ニューヨーク市交通局向け地下鉄電車やマサチューセッツ湾交通局向け二階建て客車などを製造してきた。

 08年2月に鉄道車両の製造累計500両を達成し、05年から08年にかけて受注した「PA-5」やNYCT向け地下鉄電車「R160(追加受注)」の製造がピークを迎え、わずか2年で1000両達成となった。


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