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日揮と伊藤忠、フィリピンでバイオエタノール事業に着手

 日揮および伊藤忠商事は、フィリピンで、同国最大級となるバイオエタノール製造と、電力供給事業に着手したと発表した。販売開始時期は2012年2月を予定。

 バイオエタノールの製造では、サトウキビを原料とし、年間5万4000キロリットルを製造・販売する。電力事業では、サトウキビ残渣(バガス)を燃料とする最大19メガワットの火力発電により電力を供給販売する。

 事業所は、マニラから北へ約400キロメートルに位置するルソン島イザベラ州に設けられ、日揮および伊藤忠商事を主体に、フィリピン事業パートナーも加えた出資者で設立される新会社、GREEN FUTURE INNOVATIONS(GFII社)が行う。


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