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小田急、向ヶ丘遊園跡地に住宅施設など 基本計画

 小田急電鉄は、02年3月に閉園した向ヶ丘遊園(川崎市多摩区)の跡地利用について、基本計画をまとめた。

 基本計画では「向ヶ丘遊園ガーデン&レジデンス」をコンセプトに、跡地全体を「ガーデンゾーン」「事業ゾーン」「緑地編入ゾーン」「樹林地ゾーン」の4つのゾーンに分けた「ゾーニング計画」に基づき、戸建住宅および低層集合住宅のほか、多目的施設や飲食施設等を配置する庭園などを整備する予定。

 向ヶ丘遊園跡地は敷地面積約21万8000平方メートルを有する。このうち開発面積は約15万1000平方メートル。2012年度に基盤整備着工、14年度に第1期となるレジデンスA、ガーデン整備などを着工、16年度にレジデンスBなどの第2期に入る。

 今後策定した基本計画をもとに、川崎市の条例に基づく環境影響評価手続きに着手し、関係機関との協議を進めていく。


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