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富士電機HD、生産設備会社を統合 金型部門集約へ

 富士電機ホールディングスは15日、富士電機システムズの完全子会社である、富士電機エフテックに、富士電機松本メカニクスを統合。併せて、グループの金型部門を集約し、同社を、生産設備部門の統合会社とすることを発表した。4月1日付で実施する。

 生産設備部門の統合により、富士電機エフテックの搬送技術や、富士電機松本メカニクスのディスク媒体・半導体関連の高精度技術および、両社の共通技術である試験評価技術、自動化システムや画像処理技術を、総合技術力として強化する。

 また、グループ各社が個別にもっていた金型技術・技能を集約により、グループの設備や技術を相互に活用し、製品競争力の強化と生産性の向上を図る。ほかにも、技術・技能を保有する社員のほかにOBも活用し、技術・ノウハウの伝承と継承、育成などにも注力していく。


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