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東芝傘下ウェスチングハウスが米原子力発電プラント受注

 東芝は18日、子会社の米・ウェスチングハウス(WH)が、米電力大手テネシー峡谷開発公社(TVA)から、建設を再開させるワッツバー原子力発電所2号機、原子炉系設備の設計業務や周辺設備などを受注したと発表した。

 今回WHが受注したのは、原子炉系設備の更新に関するエンジニアリング、電気制御システム、原子炉循環ポンプなどで、受注総額は約2億ドル(約210億円)。120万キロワット級で2012年の運転開始を計画している。

 ワッツバー原子力発電所2号機は、WHが開発した加圧水型軽水炉を採用した原子力プラント。1973年に建設が始まり、電力需要の低下などから1985年に中断されていたが、昨年8月に再開に向けたプロジェクトが進められていた。同機の運転開始で米国では1996年から運転しているワッツバー1号機以来16年ぶりの新規運開プラントとなる。


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