日本電産、中国大連に新工場と研究開発センターを建設
第三工場と開発棟(写真・日本電産) 日本電産は8日、中国現地子会社である日本電産(大連)有限公司(NCD)が、大連開発区に、新工場及び研究開発センターを建設することを発表した。投資額は5000万米ドル(約45億2000万円)。今年7月に着工し、同年12月に完工、2011年1月に操業を開始する予定。
新工場及び研究開発棟は、敷地面積4万平方メートル。延床面積及び建屋は、工場が2万8560平方メートルの2階建、開発棟が9600平方メートルの3階建。従業員数は5300人規模。
NCDは、既に同地区において、精密小型モータの生産を行う第一、第二工場を操業しており、新工場は第三工場となる。新工場では、車載用モータ(ブラシ付、ブラシレス)を生産する。
また、併設するに研究開発センターは、科学技術の実用性を向上させるとともに、研究開発及び生産の一大基地として、今後の大幅な需要拡大に応え、中国を始めアジア全域の市場での更なるシェア拡大を目指す。
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- [四輪・二輪]日本電産、中国大連に新工場と研究開発センターを建設 2010/03/08 月曜日