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<アジア市場>上海汽車、売上10%増の見込み
Sydney, 2010年3月8日, (ABN Newswire) - 米国での上向きな雇用データによりウォール街が金曜日に反発したことを受けて、今日のアジアの株式は上昇が見込まれる。金曜日のアジア市場は全体的に上昇した。日本の中央銀行が金融政策を更に緩和する可能性があるとの期待を受け、東京の株式は2.2%上昇した。上海と香港の市場は、中国の比較的緩やかな政策と今年の8%の経済成長目標への希望により後押しを受けた。上海総合は0.25%上昇、ハンセン指数は1%上昇した。韓国の Kospi は1%上昇となった。
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中国最大の自動車メーカーであるSAIC Motor Corp (SHA:600104) は、今年の売上において10%超の増加を見込んでいる。これは2009年の成長率57%からの大幅下落となる。同社は今年、少なくとも300万台の自動車を販売する予定である。中国の同自動車メーカーと GM は、2009年末に両社のパートナーシップをインド市場をはじめとする海外へ拡大することに合意した、と SAIC の Chen Hong 社長は語った。両社はインドにおいて、 GM の製品ラインアップから小型自動車を生産する計画を立てている。
日本のパナソニック株式会社 (TYO:6752) は米国での3次元テレビの販売・売上強化に向けて、米国の大手電気製品小売企業 Best Buy Co. (NYSE:BBY) との提携を計画している、と情報筋が日曜日に語った。 Samsung Electronics (SEO:005930) や LG Electronics (SEO:066575) といった韓国のライバル企業との競争状態にあるパナソニックは今月、米国での3次元テレビの発売を予定している。この契約の下で、パナソニックは人気映画の有名なシーンを編集した 3D DVD を作成し、 Best Buy は顧客がそのビデオを観賞できるよう米国の主要都市にある同社の300店舗において特別展示コーナーを設置する予定である。これは年末までに1,000店舗へと拡大されることになっている。
BHP Billiton (ASX:BHP) は日本で2番目に大きな規模の製鋼企業である JFE ホールディングス (TYO:5411) との間で、4月‐6月にコークス用炭を1トン当たり200米ドルで供給することに合意した。これは1トン当たり129米ドルであった2008-09年の契約価格を55%上回り、1トン当たり220米ドルの一般的な直物相場に迫るものである。これは主要な製鋼材料に対し日本の製鋼企業が初めて四半期での価格設定契約に合意したことになる。この合意は同社が年間基準価格設定システムを廃止したことを意味するものではない、と JFE の広報担当は語った。
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