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太陽電池展始まる 国内外580社が集結

シャープ
シャープ製太陽電池搭載のソーラーカー
京セラ
プリウス搭載の京セラ・ソーラーパネル
 新たな成長産業として世界的に市場が拡大している新エネルギー分野のなかでも中核を担うとされる太陽光発電に関する国際的な展示会「PV EXPO 2010」が3日、東京有明の東京ビッグサイトで始まった。

 国内首位のシャープや京セラ、三菱電機など国内トップ企業を始め、自然エネルギーの先進国であるドイツを筆頭に欧州や、アジアなど国内外のメーカー580社が参加出展(併催展示会含む)した。

 シャープは、世界屈指の太陽光発電システムを紹介したほか、グローバル・グリーン・チャレンジ優勝の同社製太陽電池搭載・東海大学チームのソーラーカーを出展。

 京セラでは、トヨタ自動車「プリウス」搭載のソーラーパネルを出展した。車体のルーフに搭載されたソーラーパネルは、駐車中に発電した電力でファンを動かし、車内を換気して温度上昇を抑制する。曲面のあるルーフのデザインに最適な電池形状を設計した。

 カナダのカナディアン・ソーラー・ジャパンでは、採光できる太陽電池パネルを展示。2枚の強化ガラスの間にソーラーセルを封入れする構造で、天窓やファサードなどに利用できる。


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