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<アジア市場>コニカミノルタ、太陽光参入へ米ベンチャーと契約
Sydney, 2010年3月3日, (ABN Newswire) - ギリシャ国債に対する不安が和らぎ、米国やヨーロッパの市場が上昇したことから、水曜日のアジア株式はプラス先導を受けた。火曜日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。昨日の役員会議において中央銀行が公定歩合を0.25%引き上げたものの、オーストラリアの株式は0.3%上昇した。昨日の韓国の Kospi は1.3%上昇と堅調な上昇を記録し、日本の日経225平均は0.5%上昇、台湾の Taiex は0.3%上昇した。香港のハンセン指数は HSBC の落胆的な業績に引き下げられ、0.7%の下落となった。中国の上海総合は0.5%下落した。
▽企業ニュース
韓国の Daewoo Engineering & Construction Co. (SEO:047040) は火曜日、 Ruwais 精製所拡大プロジェクトでの業務に対し、 Abu Dhabi Oil Refining Co. から11億7,000万米ドルの発注を受けたと語った。 Ruwais は、アラブ首長国連邦の首都アブダビの西250キロメートルに位置する街である。
日本のコニカミノルタホールディングス (TYO:4902) は有機太陽電池の開発と生産に向け、米国のベンチャー事業 Konarka Technologies Inc. との契約を締結した。コニカミノルタは太陽光事業への参入取組みとして、米国の有機薄膜太陽電池メーカーである Konarka Technologies へ2,000万米ドルを投資する予定である。同2社は2012年会計年度までに大量生産技術を開発し、共同生産会社を通じてエネルギー効率の良い太陽電池の生産を開始することを目標としている。
China Steel Corp. (TPE:2002) はベトナムでの鋼板製造ジョイントベンチャーへの資金として、国内の銀行から8,700万米ドルの融資を受ける計画を立てている。台湾を拠点とする同鉄鋼メーカーはこの融資を7月か8月にまとめることを見込んでおり、今年の上半期においては十分な資金があるため更なる融資の必要性はない、と China Steel の最高財務責任者は語った。最近、 China Steel は4月と5月に出荷される同社の鉄鋼製品に対する卸売価格を2.9%引き上げた。同社は4月と5月の売上において9億ニュー台湾ドルの追加を見込んでいる。
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- <アジア市場>コニカミノルタ、太陽光参入へ米ベンチャーと契約 2010/03/03 水曜日