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ホテル宿泊料金が14%下落、2009年の世界平均

 【ロンドン2日PRN=共同JBN】ホテルズ・ドットコム(Hotels.com、登録商標)のホテル・プライス・インデックス(Hotel Price Index、商標:HPI=登録商標)によると、2009年の平均ホテル客室料金は2008年に比べ14%下落した。

 2009年に旅行客が支払ったホテル宿泊代は、欧州で2008年比13%落ち込み、米国で14%、アジアで16%、中南米で21%それぞれ減少した。

 実際、2009年の世界の平均ホテル客室料金はHPI発表開始の2004年より安くなった。

 しかし、2009年末にかけて、平均客室料金の下落幅はスローダウンし始めた。

 前年同期比で2009年第1四半期に16%、第2四半期17%、第3四半期14%それぞれ減少したのに対し、第4四半期はわずか7%の下落にとどまった。

 ホテルズ・ドットコムのデービッド・ローチェ社長は次のように語った。「タイムマシンに乗ってダイヤルを2003年に戻し、当時と現在のホテル料金を比べてみよう。どう変わったか? さほど変化はない。2009年全体を対象とする最新ホテル宿泊料金指数によると、軟化した2008年からさらに14%下落、消費者価格を2003年の水準に引き戻した。欧州と北米の第4四半期にホテル料金回復の曙光が見えるとはいえ、当面は販売促進とセールを続ける必要がある。2010年も旅行客にとって偉大な年になりそうだ」

 ▽2009年末の料金変化
 2009年末に向け、特に欧州と北米は料金下落の踊り場に入った。

 両大陸では2009年第1-3四半期、ホテル料金が前年同期比二けた下落したが、第4四半期はともにマイナス一けたになった。欧州は6%、北米は7%それぞれ減少した。

 しかし、アジアと中南米は引き続き落ち込んでいる。

 中南米の第4四半期は前年同期比10%減少した。一方、アジアの第4四半期下落幅は前期より拡大した。アジアのホテル料金は第1四半期が前年同期比15%、第2、第3四半期が同17%減少したのに対し、第4四半期には19%も下落した。

 ▽ホテルズ・ドットコム(Hotels.com)について
 ホテルズ・ドットコムはすべての主要市場で活動するエクスペディア(Expedia)グループの一員として、世界の11万以上のホテル、B&B、サービス付きアパートを提供している。顧客が同条件で価格がより安い前払い料金のホテルを見つけた場合、ホテルズ・ドットコムはその料金に合わせる。ホテルズ・ドットコムは顧客のために最善の料金を交渉する業界最大級のホテル契約チームから利益を得ている。それに加え、実際にホテルを利用したユーザーのコメント130万本を備え、顧客の豊富な情報に基づく予約を可能にしている。ホテルズ・ドットコムは2009年2月、ウェブユーザー・マガジンのベスト・ホテル予約サイトで金賞を受賞した。旅行客はオンライン、もしくは多言語コールセンターの一つと契約して予約できる。

 Hotels.com、Hotel Price Index、HPI、Hotels.com Wake Up Happyのロゴは、米国など各国において、ホテルズ・ドットコム社の商標登録ないしは商標である。ここに記載された他のロゴや製品、社名はそれぞれの所有者の財産である。(c) 2002-2010 Hotels.com, LP. All rights reserved. CST # 2083949-50

 HPI報告全文は次のサイトで2010年3月2日GMT午前零時1分以降、閲覧可能。
英ポンドによるリポート: http://www.hotels.com/press/hotel-price-index.html
米ドルによるリポート: http://hotels.mediaroom.com/


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