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日産自動車、台湾製「キャブスター」メキシコへ輸出

 日産自動車は15日、台湾現地子会社の裕隆日産汽車股有限公司が昨年11月から現地生産を開始させた小型トラック、新型「キャブスター」の輸出をメキシコ向けに本格的に開始すると発表した。台湾の自動車メーカーとして3.5トン型の小型商用車をメキシコへ輸出するのは初めて。

 メキシコでは昨年秋よりスペインのアヴィラ工場から限定的に生産出荷を受けて「キャブスター」の販売を開始しているが、台湾の本格的な輸出開始を機に、順次、供給が切り替えられる。

 新型「キャブスター」は、国内向け、メキシコ輸出向けともに台湾三義にある裕隆汽車の工場で生産されている。同工場では、日産がグローバルに展開する「日産生産方式」を採用しており、生産される「キャブスター」はスペインのアヴィラ工場と同レベルの、高いグローバル品質基準を満たしているという。


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