パナソニック電工、スカイツリーのライティングパートナーに
CG画像提供:東武電鉄、東武タワースカイツリー パナソニック電工は1日、東京・墨田に建設中の東京スカイツリー(2012年開業予定)における、ライティング機器のパートナー企業に選定されたことを発表した。今後、ライティングデザインのオールLED化を目指し、タワー専用のLED照明器具の開発を進める。
同社では、次世代光源としてLED照明の可能性に着目し、1990年代初頭から業界でいち早く、LED照明器具の研究を進めてきた。1998年に足元灯(フットライト)などからLED照明器具の標準品の販売を開始。2003年にはLED照明器具の総称としてEVERLEDSエバーレッズ)シリーズを立ち上げ、LEDの特長を活用した製品を順次発売。現在では、店舗・施設分野、屋外・景観分野、住宅分野など、様々な分野にLED照明を展開している。また、光の色を忠実に再現する「高精度色再現技術」、TV局のスタジオやビルなどを演出する「調光技術」、効率的な器具開発を実現する「3次元解析技術」なども保有する。
今後、「東京スカイツリー」ライティングデザイン、江戸で育まれてきた心意気の「粋」と、美意識の「雅」の演出を、日建設計、戸恒浩人氏(シリウス ライティング オフィス)監修のもと、オールLED照明での再現を目指したタワー専用LED照明器具の開発を進める。
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- [製造全般]パナソニック電工、スカイツリーのライティングパートナーに 2010/03/01 月曜日