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ホンダ、スポーツ・ハイブリッド「CR-Z」発売

CR-Z
CR-Zを披露するホンダ伊東孝紳取締役社長(写真・ホンダ)
 ホンダは25日、スポーツタイプとしては初のハイブリッド車「CR-Z」を26日に発売すると発表した。価格は226万8000円から。1.5リッターi-VTECエンジンとハイブリッドシステムIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせにより、2.0リッターエンジン並みの加速性能を有すると共に、1リッターあたりの走行距離は25.0キロメートルと、燃費性能を両立させた。月間の国内販売台数は1000台を計画。鈴鹿製作所で生産される。

 低回転時に2つの吸気バルブの片側を休止する1バルブ休止VTEC機構を採用した、1.5L i-VTECエンジンにより、高出力・低燃費・クリーン性能を高次元で達成。IMAとの組み合わせにより2.0Lエンジン並みの加速性能と圧倒的な低速トルクを実現。また、スポーツ走行にも適した6速見を専用設計し、爽快なシフトフィールを実現。CVT車にはパドルシフトを標準装備し、低燃費走行からスポーツ走行まで自在に対応できるようにしている。

 エンジンのレスポンスを高め、6MT車はモーターのアシストレスポンスを向上し、CVT車ではエンジン回転数が高めになる変速比として加速感を強調。EPSは手応えのあるステアフィールが得られる設定とし、ワインディングなどで力強い走りを楽しむことができるSPORTモードと、低速域から力強いトルクを発生するハイブリッドシステムの特性を活かし、日常の扱いやすさを追求。軽快なフィールが得られるEPS設定とし、キビキビとした走りを可能にしたNORMALモード、エンジンのスロットル開度を控えめに制御しながら、最適なエンジン効率を求めたモーターアシスト、エアコンの省エネ運転、アイドリングストップ時間の延長などにより、実用燃費向上に貢献するECONモードの3つのドライブモードを設定。

 環境性能では、10・15モード走行燃料消費率で、CVT車で1リッター25.0キロメートル、6MT車で22.5キロメートル、JC08モード走行燃料消費率で、CVT車が22.8キロメートル、6MT車では20.6キロメートルの低燃費を達成している。


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