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日産自、アブダビで新型SUV「パトロール」披露

新型パトロール
新型パトロールとカルロス・ゴーン社長(写真・日産自動車)
 日産自動車は13日(日本時間14日)、アラブのアブダビで、中近東で4月に発売する新型SUV「パトロール」を披露した。同車は日産車体九州で生産される。

 今回のモデルチェンジで7代目となる新型「パトロール」は、「大地の英雄」をコンセプトに中近東市場に向けて開発された大型SUVである。同車は、従来モデルの走行性能と耐久性を更に高いレベルに進化させると共に、新型プラットフォームを採用することにより広い室内空間とオンロードでの安定性能を確保した。外観は、歴代の「パトロール」で培われた力強さと頼もしさに高級感を加え、伝統と革新を融合したデザインを特徴としている。

 パワートレインは、新開発VK56VD(5.6リッター直噴ガソリンエンジン)にVVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を搭載し、7速オートマチックトランスミッションとの組み合わせたにより、大型SUVに相応しい高いエンジン出力と経済性を両立している。また、走行状況に応じて車体のねじれを制御する世界初となる「油圧式車両挙動制御システム」を採用し、オールモード4X4と組み合わせることにより、高いオフロード性能と静粛性の高いオンロード性能を両立している。


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