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<アジア市場>台湾積体電路製造、上海工場の加工技術向上へ
Sydney, 2010年2月11日, (ABN Newswire) - 投資家たちがギリシャの財務救済を待つなか、水曜日の米国株式は若干安で取引を終えた。巨大な経済刺激策からの出口に関する連邦準備金制度 Ben Bernanke 議長のコメントは、投資家たちから様々な反応を引き起こした。
ギリシャに対する救済策への期待を受け、昨日のアジア各市場は大半が値を上げた。日本の日経指数は0.3%上昇して取引を終了、香港のハンセン指数は0.7%上昇した。中国の上海総合と台湾のTaiexはともに1.1%上昇した。木曜日、日本市場は建国記念日のため閉場、台湾市場は旧正月前で閉場となる。
▽企業ニュース
Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. (TPE:2330) (NYSE:TSM) は水曜日、台湾政府が中国向け投資を緩和したことを受け、上海にある同社工場での加工技術を向上させる予定であると語った。またTSMCは法的な争いにおける和解の一環として、中国の Semiconductor Manufacturing International Corp. (HKG:0981) によりオファーされた10%株式の購入を申請する予定である。
日本の三菱商事 (TYO:8058) は、チリの鉄鉱石・鉄鋼総合生産業者 Cap SA の鉄鉱石子会社である Compania Minera del Pacifico SA の25%を購入する予定である。 Cap の株式19.3%を保有する三菱商事は Compania Minera del Pacifico の25%株式に対し9億2,400万米ドルを支払う予定である。
収入において第3位の規模のフラットパネルメーカーで台湾を拠点とする AU Optronics Corp. (TPE:2409) は、台湾政府が対中国投資を緩和したことを受け、中国での第7.5世代フラットパネル工場の建設を申請する予定である、と広報担当者が水曜日に語った。
マレーシアの AirAsia Bhd. (KUL:AIRASIA) はベトナムにおいて低価格航空会社を経営するジョイントベンチャー契約を締結した。同社は Vietjet Aviation Joint Stock Co. の株式30%を1,800億ベトナムドンで購入する予定である。「ベトナムは東南アジアと中国本土、潜在的には南アジアと北アジア、そして日本・韓国・台湾を含む東アジアの各地域の旅行市場をつなぐ玄関口となりうる」と AirAsia は語った。
Air China (SHA:601111) (HKG:0753) は Airbus からA320航空機20機を16億3,000万米ドルのリスト値で購入することに合意した。この取引は、中国東部における便数を適度に補完しながら、主に成都でのハブ建設を支え、中国南西部での同社航空機数を拡大することとなる。航空機は2011年から2014年の間に納入される予定である。
韓国の商社 Daewoo International Corp.(SEO:047050) は昨日、韓国の輸入穀物への依存度を下げること、また成長の機会を探るなかで、同社事業を農業資源開発へと拡大する予定であると語った。同社の国際ネットワークと人材を最大限に生かし、海外の農業資源を確保するための新部門を設置した、と Daewoo International は発表した。
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