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韓国漢江に世界初人工浮島建設、6日に浮き桟橋敷設へ

 【ソウル2日PRN=共同JBN】ソウルの漢江に世界初の人工浮島を建設するため、浮力基盤となる鉄枠ブロック製の浮き桟橋の敷設が始まる。漢江はソウルを東から西に流れ黄海に注ぐ象徴的な河川である。

 浮き桟橋の敷設は、それが組み立てられる銅雀大橋南端付近の河川敷で2月6日に執り行われる。敷設後、人工の小島の上部が基盤の上に建設された後、昨年4月にオープンした盤浦漢江公園付近に曳航される。さらに2つの浮き桟橋が3月と4月に敷設されて、3つの人工桟橋がそれぞれ結びつけられる。

 「ソウル・フローラ(Soul Flora)」と命名される最初の浮島は総面積9995平方メートルあり、盤浦漢江公園と川を横断する潜水橋(チャムスギョ)とを接続する。浮島のそれぞれの人工小島は異なるテーマと機能を持ち、ソウル市民に文化活動、水上競技、娯楽活動のスペースを供給する。浮島の建設は2009年3月に始まり、今年7月に完工する予定である。ソウル市庁はこのプロジェクトに964億ウォン(約8400万米ドル)を支出した。

 2月に敷設が始まる浮き桟橋は「ビバ(Viva)」という名前の2番目の人工小島の基盤となる。ビバはピーク高19・7メートルある3449平方メートルの面積がある。

 1番目の小島は「ビスタ(Vista)」と命名され、3つの小島の中では最大で、スポーツプレー、コンサート、祭典、その他文化的催し向けの692座席ある多目的ホールを備える。

 3番目の小島は「テラ(Terra)」という最も小さな島で、水上競技とレジャー活動向けのベースとして開放される。

 漢江プロジェクト本部のチャン・ジュンウ副市長は「浮島はソウルの主要なリバーサイド文化施設になる。この島はソウル市民に水上スポーツ、文化的催しを楽しんでもらうスペースを提供する。人工島はまた韓国がさまざまな国際会議や展示会を主催する場所として役立つ」と語った。


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