ＪＲ東日本、秋田新幹線Ｅ６系量産へ先行車両７月に完成
秋田新幹線用新型車両Ｅ６系（写真・ＪＲ東日本） 東日本旅客鉄道（ＪＲ東日本）は２日、東北新幹線用車両「Ｅ５系」と連結し最高時速３２０キロメートルで営業運転できる秋田新幹線用新型車両「Ｅ６系」の量産に向けて先行車両が７月に完成することを発表した。２０１２年度末に最高時速３００キロメートルで営業運転を開始し、１３年度末には３２０キロメートルで運転する計画。
Ｅ６系は、新幹線区間を時速３２０キロメートルで走行するため、Ｅ５系で導入したロングノーズタイプ先頭形状などを採用。ブレーキ装置などの改良を行い走行性能の向上させたほか、全車フルアクティブサスペンションを採用するなど快適性を向上させた。また、在来線区間における急曲線等に対応する走行性能も備えている。
他にも、環境性能を確保し、バリアフリー設備を充実させるとともに、Ｅ３系の６両編成と同じ定員数（普通車３１５名、グリーン車２３名）を確保するため７両編成とした。
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