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<アジア市場>JFEスチールなど、豪パイプライン共同契約
Sydney、2010年1月29日、(ABN Newswire) - QualcommとMotoloraの低調な収益と見通しにより打撃を受けたテクノロジー株に先導され、昨夜のウォール街は下落した。ギリシャの財務健全性も投資家心理を弱めた。
「一定の延長期間」中は金利をゼロ近くで維持するとの米国連邦準備金制度による確約を受け、木曜日のアジアの株式市場は大半が反発した。しかし、これは一時的な反発となるだろうとアナリストたちは予測する。昨日、日本の日経は上向きな業績報告に支えられ1.6%上昇した。香港のハンセン指数は1.6%上昇、韓国のKospiは1.0%上昇、台湾のTaiexは1.8%上昇した。
▽企業ニュース
インドのTata Steel Ltd.(BOM:500470)は木曜日、インド東部の町Jamshedpurにおける2013年の自動車用鉄鋼生産に向け、日本の新日本製鐵株式会社(TYO:5401)とジョイントベンチャーを形成したと語った。同2社は、JamshedpurにあるTata Steelの既存鉄鋼工場において年間60万トン規模の生産施設を共同で設置する予定である。Tata Steelが同ジョイントベンチャーの51%を、そして残りを新日鉄が保有する予定となっている。
JFEスチール株式会社(TYO:5411)と伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社はオーストラリアでのパイプライン契約を共同で獲得し、Chevron Corp.(NYSE:CVX)が先導するGorgon天然ガスプロジェクトへ315キロメートルの海底パイプを供給する唯一の業者となった。契約価格は非公開とされた。
韓国のHyundai Motor Co.(SEO:005380)は、新型車人気や新車購入者向けの税金優遇措置からの力強い国内需要を受け、第4四半期において予測よりも良い内容の純利益を報告した。12月31日までの3ヶ月間における純利益は、前年の2,435億ウォンから大幅に増加し9,455億ウォンとなった。同自動車メーカーは国際自動車市場におけるシェアを今年5.4%へ拡大することを目指している。
CDL Hospitality Trusts(SIN:J85)は、同社の事業体CDL Hospitality Real Estate Investment Trustがオーストラリアのホテル不動産5ヶ所を1億7,500万豪ドルで買収する契約を締結したと語った。この買収は、豪ドルとシンガポールドルで混成される借入により全額がまかなわれる予定である。
China Life Insurance Co.(NYSE:LFC)(SHA:601628)(HKG:2628)は、資本市場における回復に続いて投資収益が改善されたことから、昨年比50%超の純利益増を見込んでいると語った。
Wal-Mart Stores Inc.(NYSE:WMT)は、同社の総合国際調達戦略が自社ブランドの直接調達を引き続き増加させる予定である中、商品供給の巨大企業Li & Fung Ltd.(HKG:0494)との間で調達契約を締結した。米国の同小売企業はこの香港企業を通して、契約初年度に20億米ドル相当の商品を購入する可能性がある。
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- <アジア市場>JFEスチールなど、豪パイプライン共同契約 2010/01/31 日曜日