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ベトナムに太陽エネルギー開発子会社、米セナジー・パワー社が設立

 【ハノイ28日PRN=共同JBN】米カリフォルニア州の有力な商用ソーラー開発企業であるセナジー・パワー社(Cenergy Power)は28日、東南アジアで実用規模のソーラーエネルギー開発と事業レベル人的資本増強に専念するベトナム拠点の子会社の正式設立を発表した。

 セナジー・パワー社は、カリフォルニア州での同社のプロジェクト収益が2010年に大幅な伸びとなると予測、現在は世界中の新興市場で長期的な将来性を秘めるソーラーエネルギーに注力している。同社は現在、ベトナムの地元公益事業者や利害関係者と数件のメガワット級パイロット・プロジェクトについて交渉を進めており、東南アジア内外でのプロジェクトの推進・サービス提供のためにソーラー関連の設置および現場サービス担当の技術者を向こう12カ月の間に最大100人雇用する。

 セナジー・パワー社は、地元人的資本の必要から同社の採用、訓練、開発の支援を受けるために、半導体と上流ソーラー企業の技術サービスプロバイダーであるベトナムのアセンクス・テクノロジー(Ascenx Technology)を選定した。

 セナジー・パワー社の事業開発ディレクターのネーダー・ヤーペゼシュカン氏は「当社の市場分析によると、流動性の高いソーラー関連市場は中国を越えて近隣の東南アジア諸国に急速に拡大している。東南アジアでは電力需要が供給を大幅に上回っており、セナジー・パワー社の送電網は1年以内に需要に追い付くことができる。われわれはカリフォルニア州で重要な特定市場セグメントで先手を打つことで大幅な利益を上げてきており、東南アジア市場に対しても同様な取り組みをすれば、次の数年間はこれまでにない大きな業績を上げることができると思う」と述べた。

 ▽セナジー・パワー(Cenergy Power)について
 セナジー・パワーはBAPパワー社(BAP Power Corp.)(www.cenergypower.com)の1部門で、現在カリフォルニア州のソーラー・イニシアチブ・プログラム(Solar Initiative Program)で最高の業績を上げている商用ソーラー開発企業の一つである。同社は電力特性、電力工学、プロジェクト資金調達の分野で経験豊かなプロフェッショナルで構成されている。


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