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EV JAPAN開幕、EV路線バスなど展示

EV JAPAN 電気自動車(EV)ハイブリッド車(HEV)向けモーターや二次電池などに関する製品・技術が集まる「EV・HEV 駆動システム技術展」(通称・EV JAPAN)が20日、東京・有明の東京ビッグサイトで始まった。電気自動車普及の鍵を握る充電スタンドや、軽量化に貢献する新素材などが展示された。

 東レは、車体の軽量化に期待される炭素繊維「トレカ」などの新素材を使用した自動車模型を展示している。この車体にはボンネットフード、フロントエアロバンパーに「トレカ」が、シリンダーヘッドカバーにはナイロン樹脂「アラミン」などが使用されている。

 富山の路線バスに試験的に導入されている電気バス「低床型電気コミュニティバス」も展示されている。北陸電力が経済産業省の委託事業として開発した同バスは、リチウムイオン電池を搭載し、従来のディーゼルエンジンバスと比べ二酸化炭素(CO2)排出量は3分の1に削減できる。現在、富山市内の路線で運行試験をしているという。

 ハセテックが展示している電気自動車用急速充電器は、10分から20分の充電で60キロメートル相当の走行が可能だ。出展ブースには電気自動車が配置され、電気供給を体験できる。

 なお、展示会は22日まで開催されている。


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