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スズキ、新型アルト発売 低燃費&経済性を両立

新型アルト スズキは16日、軽自動車『アルト』の新型を発表した。7代目となる新型アルトは、1リッター当たりの走行距離を24.5キロ(2WD・CVT車)とし、全てのグレードをエコカー減税に適合させ、車輌価格(メーカー小売希望価格)も、アルトバンは67万7250円から、アルトは73万2900円から、と低燃費と経済性を両立させた。月間の販売目標は7000台に設定している。

 低燃費・環境面では、ボディー鋼板の板厚の見直しと高張力鋼板の使用を拡大することで、剛性を高めながらボディーの軽量化を取り組み、風洞実験とコンピューター解析により、空力性能に配慮したボディー形状とした。燃焼効率を高めたVVT付エンジンを全車に採用すると共に、インテークマニホールドの変更などにより吸気効率を高め燃費を向上させた。

 また、ロー/ハイ2段の副変速機構付のCVTを採用。変速比幅を広く取り、燃費と発進加速を向上。2WD車で1リッター24.5キロを、AT車は全車4速化し、ロックアップ領域を拡大することで、2WD車は1リッター22.5キロkmをそれぞれ達成した。このほかにも転がり抵抗を低減するコンパウンドを配合した大径タイヤを採用した。

 エクステリアは、紡錘形をした愛着のもてるヘッドランプや、やさしい印象の丸みをおびたフロントフェイスを採用するなど、愛着がわく、フレンドリーなデザインとし、車体色は、新色の緑色(シャイニーグリーンメタリック)をはじめとした、全6色を設定。

 インテリアでは、前席のスライド量は10ミリ×24段の240ミリとし、体格に合わせて最適な運転姿勢をきめ細かく調整できるようにするなど、居住空間(アルトバンでは荷室幅1185ミリ、荷室高915ミリ、荷室長は1085ミリ)を確保。またドア開口部を拡大し、後席はステップとリヤフロアの段差を小さくすることで乗り降りしやすくした。安全面では、歩行者傷害軽減ボディーや頭部衝撃軽減構造インテリアを採用した。


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