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三菱電機、純度99.9%本炭を採用のIHジャー炊飯器発売

三菱電機 IHジャー炊飯器
NJ-XWA10J(写真・三菱電機)
 三菱電機は8日、純度99.9%の炭釜“本炭釜”と“水冷式蒸気回収システム”を採用したIHジャー炊飯器『蒸気レスIH(NJ-XWA10J形)』を来年2月1日に発売すると発表した。また、炭コート5層厚釜“炭炊釜”を搭載した『蒸気レスIH(NJ-XSA10J形)』も同時発売する。月産台数はNJ-XWA10J形が1000台、NJ-XSA10J形は3000台を計画している。

 同社によれば、09年度のジャー炊飯器総需要は、約590万台となっているが、加熱性に優れたIHタイプの構成比は全体の約68%に達しており、ご飯を自宅でより美味しく炊く機能が求められているという。そうした背景から今回発表した新商品では、純度99.9%の炭素材料を削り出した最大厚さ7.5ミリの炭釜“本炭釜”を内釜として搭載し、これまでの「本炭釜」や「蒸気レスIH」を超えるおいしさが味わえる商品とした。

 主な特長として、NJ-XWA10J形は、沸騰後も大火力を持続する“連続大沸騰”でうまみ成分を増やす「蒸気レスIH」と、大きな気泡を沸き立たせる"激沸騰"でふっくら仕上げる「本炭釜」を掛け合わせ「連続激沸騰」を実現し、うまみたっぷりでふっくらした上質なごはんが炊き上がる。

 NJ-XWA10J形は、釜全体が発熱する「本炭釜」の均一な加熱特性を活かして仕込み(予熱工程)に時間をかけ、本炊き前に甘みと含水率を高めるモード「匠芳潤炊き」を新たに搭載。これにより炊飯時間は約15分長くなるものの通常炊飯よりもさらに甘みのある極上のごはんが炊き上がる。

 また、両商品とも、内釜には、水位合わせ時の視認性を向上させた「Vぴた目盛」を新たに採用。他にも、蒸気を回収する水タンクには水を入れた分だけ目盛が消える水位線を採用し、水タンクの水位合わせも簡単にした。


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