現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 四輪・二輪


三菱マテリアルなど、リアクトル用の圧粉成型コア開発

 三菱マテリアルは7日、子会社で、自動車向け焼結部品等を製造するダイヤメットと共同で、ハイブリッドEVをはじめとする各種電気自動車のDC・DCコンバーター、太陽光発電や風力発電のパワーコンディショナー、エアコン等の省エネ家電のインバーター等で使用される高周波化対応リアクトル用の圧粉成型コアを開発したと発表した。

 共同開発したリアクトル用圧粉コアMBS-Rは、従来の薄手電磁鋼板と同等の低鉄損であることに加え、高い飽和磁束密度(0.1mm厚電磁鋼板との比較で約10%の向上)および3次元形状設計の自由度という特長を有しており、従来品に比べ、小型・軽量化、低コスト化、高性能化を実現している。ダイヤメットでは既にこのMBS-Rのサンプル供給を開始しており、今後はリアクトルメーカー、インバーターメーカーと共同で、より広範囲な製品化への取り組みを展開していく予定。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する