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三菱電機、イタリア最大の太陽光発電システムを設置

太陽光発電システム
コープ「CNNAプラト」の太陽光発電システム (写真・三菱電機)
 三菱電機は、約2.9MW(メガワット)の無鉛はんだ太陽電池モジュールを、イタリアのコープ(生活協同組合)が新築した物流センター「CNNAプラト」向けに納入した。設置面積はサッカー場5面分に相当する約2万1000平方メートルで、倉庫の屋上に設置された太陽光発電システムは、1棟の建物に設置されたものとしてはイタリア最大の設置容量。

 CNNAプラトでは、倉庫の屋上に2895kW(1万5650枚、形名:PV-TD185MF5)、地上の駐車場に11kW(60枚、形名:PV-TD190MF5)、計2906kW(1万5710枚)の太陽電池モジュールを設置。このシステムのうち、倉庫の屋上に設置された2895kW分は、1棟の建物に設置された太陽光発電システムとしてはイタリア最大。

 太陽光発電システムを建物の屋根上に設置する場合、地上に設置する場合と比べて電力買取価格が高く、土地の有効活用にもなるというメリットがある。この倉庫は、太陽光発電システムを設置することを前提に、屋根の角度などが最適に設計された建物。

 三菱電機では、2010年1月から235Wの大出力無鉛はんだ太陽電池モジュールを発売するなど、製品ラインアップを強化し、海外市場への展開を一層強化する。


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